NOM FÉMININ ADORATION

adoration 仏語 女性名詞 熱愛

タイ語の学習 เรียนภาษาไทย

外国語を学ぶことが趣味だ。

 

学ばなければできるようにはならないが、学んだからといってできるようになる訳ではない。どうすれば外国語ができるようになるか、なーに、できるまで学び続ければいい、ただそれだけなのだ。できるようになったらその能力を維持したい。するとやはり学び続け、使い続けなければいけない。終わりのない戦いが外国語を学ぶということなのだ。

 

私はそんなに強いマインドで取り組んでこなかったものだから、私の趣味の外国語は、なかなか自分の思い描くレベルに到達できていない。無念。

 

タイ語やってみよ」と思ったのは90年代半ばだった。

一度行ったタイが気に入って、2度目に行く前にテキストを買った。

Amazonでは『CDエクスプレスタイ語』の古本の取り扱いがまだあるようだが、私が購入したころはCDエクスプレスの前身で、ただのエクスプレスシリーズだった。内容は同じでカセットが別売。私は他にカセット時代の『エクスプレストルコ語』を持っているが、カセット別売は財布にこたえるシステムだったな。後に古本屋で別売カセット付きの『エクスプレスオランダ語』を入手したときは得した気分になったな。

 

で、カセットなくてもなんとかなるだろうと、愚かにも当時の私は判断し、別売カセットを購入せずに取り組んでみたが、まったく、歯が立つわけがない。発音わからないし。結局、書棚にしまったままとなり、タイに行ってもタイ人とお互いに顔を見合わせてニコニコしているばかり。

 

一昨年あたりから、ちょいと発心し、何十年ぶりにタイ語に取り組んでみた。将来、また行ってみたいし。

 

目指すレベルは、顔見合わせて微笑みあう二人からの脱却である。少しはタイ人とタイ語で意思の疎通をしてみたい。あの人たちが何考えてるのか、暑いと思っているのか、或いは寒いと思っているのか、私にはまったくわからないもんで。ま、道聞いたり、何が食いたいとか主張出来たり、時間の打ち合わせができたりしたら、こっちとしてはその程度のレベルで十分なんだけど。経済の話するとか、小説読むとか、大それた野望はない。

 

エクスプレスタイ語を書棚から引っ張り出し、県立図書館まで行ってCDエクスプレスタイ語の蔵書を借り、CDの音声を取り込む。音声確保。

 

エクスプレスシリーズは、初級のテキストとはいえ、やはりなかなか難物だった。タイ語は文字も難しいし発音も厄介だ。今の私は昔より根気はあるが、寄る年波で記憶力が大幅減である。山田さんとカイさんのやりとりを覚えて実戦に応用するには、更に学び続けることが必要であろう。苦しいな。

 

地元の本屋でリサーチして、もう少しとっつき易そうなテキストを見つけてきた。

内容やさしめだけど、ひととおりやれば数百単語と、私が企てる旅行者の実用レベルくらいにはなりそうだ。今は最初からCD付、あるいは音声ダウンロードが入門語学書の当たり前なのでカセット別売に悩まされることはありません。

 

しかしTシャツという単語一つを覚えるのに2日かかってしまった。เสื้อยืด スア・ユー(ト)。道は長いな。